カナダ中央銀行(カナダ)
カナダ中央銀行はカナダの中央銀行です。同行は商業銀行ではないため、一般顧客に対しての銀行業務は行っておらず、カナダの金融政策や銀行券、金融システム、資金運用に関して責任ある立場にあります。同行の主要な役割は、カナダ銀行法で規定されるとおり、「カナダの経済・財政面での利益を促進する」ことにあります。
イングランド銀行(英国)
同行の役割および機能は過去三百年の歴史の中で発展・変遷してきました。同行は設立以来、政府の銀行であり、18世紀後半以降はより一般的な形で銀行システムにとっての銀行、つまり銀行のための銀行となっています。イングランド銀行は顧客に対する銀行業務の提供に加えて、英国の外貨と金の準備金を管理しています。
同行には通貨の安定と金融の安定という2つの主要な目的があり、一般に存在が知られているのは、おそらく銀行券と、より最近では、金利の決定によることでしょう。同行は20世紀初頭より、英国及びウェ-ルズにおける銀行券の発行を独占してきました。しかし、英国の公定歩合の設定に法定責任を負うようになったのは、1997年以降に過ぎません。
日本銀行(日本)
日本銀行は日本の中央銀行です。日本銀行法(以下「同法」とする)に基づき設立された法人であり、政府機関でも民間企業でもありません。当法は同行の目的を「銀行券を発行するとともに、通貨及び金融の調節を行うこと」また、「銀行その他の金融機関の間で行われる資金決済の円滑の確保を図り、もって信用秩序の維持に資すること」としています。
当法はまた、通貨と金融の調節に関する理念を「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」と規定しています。
メキシコ銀行(メキシコ)
メキシコ銀行はメキシコ合衆国の中央銀行であり、その機能と管理は憲法上独立しています。同行の目的は国家経済に同国の通貨を提供することです。この責務の遂行にあたり、同行は通貨購買力の安定化を図ることを主要目的と捉えています。さらに、金融システムの健全な発展を促し、決済システム(決済のシステム)の良好な運営(機能)を安定化することが、同行の担う責務です。
欧州中央銀行(欧州連合)
欧州中央銀行(ECB)はヨーロッパの単一通貨であるユーロのための中央銀行です。ECBの主な任務は、ユーロの購買力を維持し、それによってユーロ地域の物価の安定を保つことです。ユーロ地域は、1999年以降ユーロを導入している13の欧州連合加盟国から成り立っています。
連邦準備銀行(アメリカ合衆国)
連邦公開市場委員会(FOMC)は国家経済の目的達成に向けた金融政策を策定します。ニューヨーク連邦準備銀行総裁は唯一、永久議決権を有する地方銀行総裁であり、伝統的にFRBの副議長に選任されます。その他の総裁は1年任期で順次理事となります。
オーストラリア準備銀行
オーストラリア準備銀行(RBA)の主な責務は金融政策です。政策決定は準備銀行理事会によって行われ、中期にわたり安定した低インフレを達成することを目的としています。その他の主要な役割は金融システムの安定性の維持と決済システムの安全性と効率性の促進です。同行は金融市場に活発に参加しており、オーストラリアの外貨準備の管理とオーストラリアの通貨の発行を行い、オーストラリア政府のための銀行として任務を果たします。準備銀行によって提供される情報には、統計(例: 金利、為替レート、通貨や信用の伸び率)や、同行の運営と調査についての各種刊行物があります。
ニュージーランド準備銀行(ニュージーランド)
ニュージーランド準備銀行はニュージーランドの中央銀行です。その全般的な目的は、金融システムの安定性と効率性を維持することにあり、以下の5つの方法でそれを実践しています。
- 物価の安定を達成・維持する金融政策の実施
- 健全で効率的な金融システムの機能の支援
- 民間部門の通貨需要への対応
- 効率的な決済システムの監督および運営
- 銀行に対する効率的な支援
スイス国立銀行(スイス)
スイス国立銀行は独立した中央銀行として国家の金融政策を運用しています。同行は憲法および制定法によって国家全体の利益に合致する役割を果たす義務を負っています。主要な目標は、経済の発展を十分に考慮しながら物価の安定を確保することです。そうすることで、経済発展に相応しい環境を醸成します。